旅行者の朝食

 ジョークと小咄は、ロシア人の必須教養。平均的なロシア人ならば少なくとも五百ほど、どんなに生真面目優等生タイプの人であれ、最低三百ほどの小咄の蓄えがなくては一人前扱いされない。

 この説自体がすでに小咄になってるよな、というのがなかなか興味深い。


旅行者の朝食 (文春文庫)

旅行者の朝食 (文春文庫)