「江戸のスポーツと東京オリンピック」展の説明文より

打毬 だきゅう

打毬は白・赤の2組に分かれて行われる団体戦で、競技者が馬上で先端に網の付いた杖(毬杖 ぎっちょう)を操り、地面に置かれた自組の毬をすくってゴール(毬門)へと投げ入れる競技である。競技会場となる馬場は長方形に仕切られ、短辺の片側に毬門が、もう片方には赤白の毬が置かれる。毬は平毬(平玉)と揚毬(あげだま)の2種類があり、自組の平毬を規定の数毬門に投入すると、勝負を決する揚毬が場内に設置され、それを毬門に入れた組が勝利となる。それぞれの組の平毬が1つ以上投入された後は、相手を妨害するディフェンスも可能になり、人馬がぶつかり合う激しいせめぎあいが展開される。

 

ホウキと馬の違いこそあれ、二種類のボール?があるところとか一発逆転しやすいところとか、まるでクィディッチみたい。