プラハ国立美術館展 ルーベンスとブリューゲルの時代

「5 花と静物 Flowers and still life」

…華やかな花の主題は豊かな食物や異国の珍品を描いた静物画と同様、富を誇示する調度品として好まれただけでなく、やがて散りゆく花の美しさにより人生のはかなさを暗示する「ヴァニスタ」のシンボルともなった。…

*美術展の会場にあったパネルより

富を誇示するための調度品としての絵画、という箇所に驚いた。今さらながらのことではあるが、それでも胸ぐらをつかまれたような衝撃が走った。