もし地球に植物がなかったら?
花びらのあるさいしょの花は、マグノリアやモクレンの花に似ていたようです。いまから1億4千5百万年くらい前のことです。
これを読んで以来、モクレンを見るたび気持ちが古代ロマンへといざなわれるように。ちなみにマグノリアはモクレンの上位語で、モクレンもコブシもモクレン属(Magnolia)の花…なので、たぶんここで出てくるマグノリアはタイサンボク(泰山木)のことなのだろうと推測。泰山木は確かに花が巨大で太古の花っぽい。シーラカンスもカブトエビも大きいしね。ちなみにモクレンとコブシの見分け方は、モクレンは絶対に上向きに花が咲き、コブシは上だけではなく横にも花が向くことだそう。タイサンボクは花が咲く時期が春ではなく初夏で、そもそも花の大きさが違う。